当社は「ISO22000:2018」の認証を取得しました

当社は、2020年11月27日付にて、食品安全マネジメントシステムに関する国際規格である「ISO22000:2018」の認証を取得いたしました。

当社にとっては、ISO22000の認証取得はゴールではなく、あくまでもスタートであることをしっかり認識し、これまで以上に、お客様に安全で安心して使用、炊飯していただけるお米をお届けできるよう精進してまいります。


ISO22000登録証

当社の食品安全マネジメントシステム「ISO 22000」の取得内容

(1)適用規格
ISO 22000:2018
(2)登録事業者
福岡農産株式会社(福岡県田川郡川崎町川崎3986番地)
(3)登録活動範囲
原料米、主食米、酒米、もち米、玄米の精米加工並びに配送
(4)登録日
2020年11月27日(登録番号:JQA-FS0284)
(5)審査機関
JQA(一般社団法人 日本品質保証機構)

ISO22000とは

ISO22000は、衛生面を含め、消費者へ安全な食品を提供することを目的とした、食品安全マネジメントシステムを構築・運用するための国際標準規格で、HACCPの内容をすべて含み、さらには品質管理・環境管理の要素が含まれています。(当社は最新の2018年版での認証を取得しました)。

ISO22000の認証取得を目指した経緯

当社は、2002年にISO9001(品質管理マネジメントシステム)の認証を取得して以来、「良い製品を作る」ためのシステムを継続的に維持・改善し、「顧客満足の向上を目指し」認証を維持してまいりました。

その中で、2018年6月、外食・中食の需要増加や食のグローバル化といった食品をとりまく環境の変化を背景として食品関連の事業者に関わる食品衛生法が15年ぶりに改正され、原則すべての食品関連事業者は、HACCP又はHACCP的な考え方による衛生管理が求められるようになりました。

精米卸業界では、日本精米工業会が認証する「精米・HACCP」の認証取得が流れとなりましたが、原則的に主食米工場を対象とするものであり、弊社のような主食米、特定米穀、酒米、もち米、玄米選別と各工場・ラインを備えた企業は対象となりませんでした。そこで当社はこれらの流れを汲みつつ、全工場、全ラインを対象にしてISO22000の認証取得に向けて社員一丸となって取り組んでまいりました。コロナ過により審査の日程がずれ込みましたが、今回上記のように認証を取得することが出来ました。