「アメリカ・オーガニック昼食会」が開催されました。

「アメリカ・オーガニック昼食会」が開催されました。
6月12日、兵庫県芦屋にある在大阪アメリカ総領事公邸にて「アメリカ・オーガニック昼食会」が開催されました。

アレン・グリーンバーグ総領事ならびに治子夫人の主催によるもので、アメリカ国内で成長著しいオーガニック食品を積極的に広げたいというアメリカ農務省の意図が伝わってきます。

福岡農産で販売を開始したコーダ・ファームズのオーガニック國寶ローズが米の食材として採用され、弊社も参加させてもらうことができました。
アメリカ南部の郷土料理ジャンバラヤとして調理され、濃厚なスープをぎゅっと閉じ込める國寶ローズの良さが存分に味わえました。

また、シェフの好意で白米と玄米もシンプルにご飯として出していただき、その甘み、香り、食感とも参加者の方々に大変好評で、たくさんの美味しい料理の中にあり、あっという間に無くなってしまうほどの人気でした。

運営に当たっては、OTA(Organic Trade Association)がバックアップし、興味あるアメリカ国内のオーガニック市場の成長ぶりに関する説明がありました。
大きな成長が見込める業界ではない食品業界の中で、オーガニックマーケットは昨年一年で11パーセント以上の成長を記録しており、オーガニック農家の売り上げは最近5年間で82%も成長しているそうです。
日本の食文化とアメリカを簡単に一緒には出来ませんが、少なくともオーガニックを広げて行きたいという国の政策や市場のニーズが良い相互作用で動いているといえそうです。

会場には、関西エリアのスーパーや百貨店、自然食品店の代表者も多数参加しておられ、とても華やかなものでした。
今回は、そういった方々とも多数コミュニケーションがとられ、有意義な昼食会でした。輸入米という大きなハンデをもつ國寶ローズは、美味しいと評価されたからと言ってすぐに店頭に並べていただけるような商品ではありませんが。

近い将来、関西の店頭でも皆様のお目にかかれることを期待しております。